ミシン修理屋のお仕事と趣味のお話

JUKI HZL-9900 スーパー・ザ・ミシン ソーイングEX

先ほどのプラリペア作業の続きをしてます。
あとは乾くのを待って組み付け。
まーそこまで行くのは夜が明けてからでしょうけどヽ(´∀`)ノ
他にもミシンがいっぱい溜まってるので、待ってる間に他を進めないと・・

ちょっと休憩がてらブログの更新・・
こちらもいっぱい溜まってるから少しづつでも更新しないとですね。

今回はJUKIのコンピュータミシン、HZL-9900。
9900でいいんですが、ペットネームは何とも長い[スーパー・・]
1990年に登場した、大型模様や文字縫いも出来るミシン。
同型カラーリング違いのAT-3800もあります。
そちらはペットネームの[ソーイングEX]のところが[ぬいひめEX]となります。

ブログをご覧頂いたお客様が、「整備を」とのことで持ち込んで下さいました。

外装外すと「どぉ~ん」と大きなメイン基板。
基板に付いた埃をエアーでシュ~っと飛ばします。
9900_170305_4.jpg

HZL-8800や9800、そしてこの9900と必ずといっていい劣化部品がここ。
赤→部分のゴムが粒状に砕けてしまってます。
大型模様を縫う際に、針を落とすとこ落とさないとこで針軸を制御するんですが、このゴムが劣化してるとそれが利かなくなります。
ということはこの状態ですと大型模様が使えなくなる可能性が・・
「模様は使わないから」と言う事であれば、そのまま使えない事も無いですが。
9900_170305_2.jpg

もう一箇所、こちらの赤→部分にも同じくゴム部品が使われています。
こちらはかろうじて原型を留めていますが、さわったらウニュ~っと溶けた状態。
すでにゴムの役目は果たしてません。
針の振り位置を調整するもので、こちらも大型模様に影響します。
この状態ですと、大型模様縫った時に、針が右に振りすぎてしまい針板に当たって針折れします。下手すると勢いで針が飛んでくる事も・・
9900_170305_3.jpg

大型模様も使ってみたいとの事でしたので、今回はゴム部品の交換となります。
ゴムのみではなく、金属のステーも一緒に交換(組部品)です。
が、後に紹介した部分はメーカー出荷が終了しています。毎度の事ですがステーはそのまま生かして、ゴム部分だけ別のゴムを加工して取付け。
上の部分も以前まとめて発注したので、今も出荷があるかは?
そろそろ残り少なくなってきたし、確認しとかないといけませんね。

整備を進めつつ外装のクリーニングも行っていきます。
ここまでバラバラにして・・
9900_170305_1.jpg

大型模様も縫えるようになって、外装もピッカピカ~に仕上がりました。
もちろん他の動作や縫い調子も問題無し!

JUKI HZL-9900 Super The Misin So-ing EX (作業完了後)
9900_170305_5.jpg

HZL-8800・AT-1800・HZL-9800・AT-2800・HZL-9500・HZL-9900・AT-3800・AT-4800・HZL-1000等、同じ構造のミシンで大型模様を使われる方は、一度ゴム部品の点検をされる事をおすすめいたします。

この度はミシンテックへ修理のご依頼を頂きありがとうございました。

福岡市東区JUKIミシンの修理はミシンテックまで。
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[ 2017/06/29 02:31 ] JUKI | TB(0) | CM(0)

JUKIフットコントローラー YDK YC-310 動作不良

時々ご依頼をいただくフットコントローラーの修理。

最近の家庭用ミシンは手元ボタン式が多いですが、両手がフリーになるフットコントローラーは需要が多く、最近では低価格のミシンでも両方使える機種が多いです。

こちらのコントローラーも、基本手元スイッチのJUKI HZL-550フローラのもの。
後から購入したミシンもあるのですが、使えるならと久しぶりに出してみたとか。
そのフローラの修理と一緒にお預かりしました。

フットコントローラを踏んでも動いたり動かなかったり・・
動いたと思ったらいきなり全開状態。

新しい物なら「フットコントローラー変えましょう」で済むんですが、そこは1978年登場のフローラ550の物、さすがにそうは行きません。
1986年とか初期のザ・ミシンシリーズも確かこのコントローラー使えたような?
その辺はっきり覚えてませんが・・

とは言え断線や接点の磨耗等で修理不可能な場合もあります。
今回は可動部分の固着でしたので修理が可能でした。

パカっと開けて確認すると、可動部分に錆があって、それが固着の原因。
YC310_161121.jpg

可動部分を抜き取ります。
YC310_161112_3.jpg

これだけなんですが、ガッツリ固着してました。
YC310_161112_5.jpg

元の位置に組み付けて終了です。
YC310_161112_2.jpg

YDK YC-310 コントローラー 
YC310_161112_1.jpg


この度はミシンテックへ修理のご依頼をいただきありがとうございました。

ミシン本体以外でも、ミシンに関すること何でも御相談下さい。
[ 2017/06/27 10:51 ] JUKI | TB(0) | CM(0)

JUKI HZL-010N ジュレーブ 自動糸掛けの不具合

ザ・ミシンではありませんが、JUKIが続きます。
前にも同じ内容で記事にさせて頂いたような気がしますが、JUKIの刺しゅう機能付きコンピュータミシン、HZL-010Nジュレーブの自動糸掛けの不具合。

刺しゅう機能付ですので、頻繁に糸の交換が必要になるため、糸掛けの負担を軽減するために全自動糸掛け機能が搭載されています。
ボタン1つで電動で糸掛けから針穴まで通してくれる優れもの。
刺しゅう機能とか関係なく、自動糸掛けが魅力でこのミシンを購入された方も多く、後に同じ電動糸掛け機能を搭載して、刺しゅう機能を無くしたHZL-2100 ネオ ザ・ミシンが登場しました。

その自動糸掛け、便利ではあるんですが時々不具合を起こします。
糸掛けのアームが降りて来なくなったり、針穴に糸が通らなくなったり・・

今回は糸掛けのアームが途中までしか降りてこないというもの。
途中まで降りてきたら引き返してしまい、戻ったところでギギギギーと異音。
ギヤのずれが原因です。

糸掛け部分だけならここまでしなくていいんですが、整備もありましたので。
010N_160517_1.jpg

赤→部分が糸掛けのアーム。
これが途中までしか降りてこなくなってました。
通常であれば一気に針穴まで糸を運んで行きます。
010N_160517_2.jpg

ギヤの位置調整をしてちゃんと糸が通るようになりました。
ここの不具合はギヤずれの他固着などもあります。
下手にいじると大変な事になりますので、不具合が出たら御相談下さい。

あ、ジュレーブって自動での糸掛けしか出来ないと思われてる方もいらっしゃいますが、手動でも糸掛けが出来ますよ。
取扱い説明書にも手動での糸掛け方法が載ってます。

この度はミシンテックへ修理のご依頼をいただきありがとうございました。

福岡市東区JUKIミシンの修理はミシンテックまで。
[ 2017/02/01 14:50 ] JUKI | TB(0) | CM(0)

JUKI ザ・ミシン HZL-7700 糸調子不良 基板交換(中古)

ザ・ミシンシリーズが続きます。
こちらはブログをご覧頂いたお客様で、県内から宅配便で送って下さいました。
糸調子が悪いとのことで、縫い見本も一緒に送って下さいました。
先にメールの画像でも拝見してたんですが、やはり現物が助かります。

見たらすぐに分かる上糸調子の悪さ。
上糸が緩い状態で、これだと糸調子器の悪さが疑われます。
確認してみるとやはり・・

ストック部品から電磁マグネットを交換してみましたが駄目・゚・(つД`)・゚・
押さえのセンサーも調整してみたけどだめで、どうやらメイン基板みたい。
誤信号が送られてるようで・・
こーなると工賃考えても基板ごと交換が最善かと。
HZL7700_160507_2.jpg

先にも書いたように基板はとっくにメーカー出荷停止。
中古の部品取りを探すしかありません。
ここに来ると買換えという選択肢も出てきますが、どうしてもこのミシンを直して使いたいとの、お客様の強い御要望で修理させていただくことに。
ただ、状態のいい部品取りもそうそう無く、数ヶ月と言う単位でお待ち頂く事に。
幸い日にちは掛かっても構わないと言う承諾をいただけました。
配線がいっぱいつながってる部分がメイン基板、その向こうがディスプレイの基板になります。ディスプレイ側の基盤が壊れる事も時々あります。
ディスプレイ側の基盤が壊れて模様選択が出来なくなったり・・
メイン基板に比べると部品取りを探すのも楽ではあるんですけどね。
HZL7700_160507_3.jpg

部品取りが見つかるまで他の部分の整備を済ませておきます。
HZL7700_160507_1.jpg

結果2ヶ月ほどで状態のいい部品取りが見つかりました。
部品取りと言ってもそのまま使えるほど。
ちょっともったいない気もしますが、他の部品もいずれ生かせますしね。
これで糸調子も良くなって、また使って頂けるようになりました。

JUKI the misin HZL-7700 (修理完了後)
HZL7700_160507_4.jpg

この度はミシンテックへ修理のご依頼をいただきありがとうございました。
また、部品取りが見つかるまで気長にお待ち頂き感謝いたします。

福岡市東区JUKIミシンの修理はミシンテックまで。

[ 2017/02/01 14:16 ] JUKI | TB(0) | CM(0)

JUKI ザ・ミシン HZL-7700 釜の糸食い込み

続けて同じくJUKIのザ・ミシンシリーズ、HZL-7700です。
ATシリーズで言うとこの、AT-1000と同型の色違い。
シリーズ最高峰と言いますか、文字・模様縫いができる機種になります。
前記事のAT-730より1年早い1986年の登場。

前記事でも触れたとおりタテ釜全回転の職業用ボビンを使うタイプ。
その職業用の釜は、糸や針の折れたのが食込んだりすると厄介ですね。
半回転タイプだと簡単に釜部分が分解出来て、食込みの除去も簡単。
運よくグリッと無理やり動かして取れる場合もありますが・・
糸ならまだしも、針だと釜に傷が入る恐れもあります。
ほんのちょっとの糸が食込んだだけでも、がっちり固まってしまいます。
職業用含め、このタイプの釜をお使いの方は少なからず経験があるのでは?

釜を抜き取ってから作業する場合もありますが、今回は付けたまま。
すでに釜を分解した状態です。
普段は見えない部分にゴミが溜まってますね。
HZL7700_160426_1.jpg

分解した釜の部品。
小さなネジもありますので、無くさないよう注意が必要です。
まーネジの在庫はいっぱいありますが(笑)
HZL7700_160426_2.jpg

こちらは持ち帰りでの修理でしたが、この程度の修理は現地でも可能です。
困った時はいつでも御用命下さいm(-。-)m

この度はミシンテックへ修理をご依頼いただきありがとうございました。

福岡市東区JUKIミシンの修理はミシンテックまで。
[ 2017/02/01 13:27 ] JUKI | TB(0) | CM(0)
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Author:ミシンテック
 
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