毎度お世話になっている博多区の洋裁教室の先生から、生徒さんのミシンを見て欲しいとお電話がありました。
長い事使ってなかったミシンを、お友達から譲り受けたとの事で、使う前に状態を見て整備をして欲しいとのことでした。
ジャノメの電子ミシン
エクール940で、特徴的な外観をしています。
ま、中身はオーソドックスな電子ミシンの構造なんですけどね。
動かしてみるとスタートスイッチの反応がおかしい。
スタートしてもすぐに「ピピピッ」っとエラー音がして止まってしまいます。
どうやら長い事使ってなかったので、回転が重たくなってるのが原因のようです。
スイッチ自体も反応が鈍いので、接点不良もありそう・・
送り幅や振り幅を調整するレバーもガッチリ固着してました。

内部に溜まった埃や古い油をきれいにしてから、注油していきます。
動きも軽くなり、スタート時のエラーも無くなりました。
ただやはりスイッチの反応は鈍かったので、分解して接点磨きをして、接点復活剤を吹き付けました。これで反応も良くなりました。
先に注油したぶんの余分な油を拭き取って、再度注油して動かしての繰り返し。
しばらくリハビリをして、ずいぶんと動きが良くなりました。
機械も人の体も同じで、動かしてないと固くなってしまうんですね。
JANOME EQULE 940 (整備途中)

特徴的な外観と書きましたが、肝心な作業完了後の写真を撮り忘れてました(汗)
すいません m(。≧Д≦。)m
長い事なおし込んでたミシンを再び使う際は、点検整備をしてからにしましょう。
この度はミシンテックへ整備のご依頼をいただきありがとうございました。福岡市東区で
ジャノメミシンの修理は
ミシンテックまで。
スポンサーサイト