ミシン修理屋のお仕事と趣味のお話

JUKI HZL-34 電源入るけど動かない

ドッグサロンを経営されてる方から、ブログを通して修理のご依頼を頂きました。
ミシンはワンちゃんの身に着けるものを作るのに使われてるそうです。
2台あるとのことで、そのうちの1台がこのHZL-35でした。
当ブログでこのシリースをご紹介させていただくのは初めてではないかと・・
JUKIであってJUKIでない?(まぁご想像にお任せします)

こちらのミシン、電子ミシンなんですが、電気系統の故障でかなりの重症。
症状としては電源が入ってランプ類は点くんですが、スイッチ押しても反応無し。
モーターが怪しい・・
お客様からも、厚いの無理して縫った時、焦げ臭い臭いがしたとお聞きしました。
現地で確認しようにも、なぜかモーターが割れません。

どちらにせよ預かりとなりますので、持ち帰って詳しく調べて連絡することに。
なぜモーターが割れなかったか分かりました。
赤→の部分、このボール状の物は通常カバー側に固定されているので、割ってもこんな状態にはなりません。
軸が錆び付いて、このボールが軸にがっちり固着してしまってます。
これが割れなかった原因。というかモーターが焼き付いた原因もこれですね。
この状態で無理やり回転させてたから、モーター内の温度ヒューズが切れてしまったのでしょう。これで回転に負荷が掛かったのがよくなかったんですね。

この状態ですので、モーターは交換となります。
HZL34_160826_7.jpg

モーター交換は考えられたので、お預かりの際に伝えてあったんですが、調べると基板にも不具合がありました。
代わりのモーターをセットして電源を入れると、いきなりモーター全開。
スタート・ストップ、スピードコントロールがまったく制御出来ない状態でした。

基板も交換となりますので、お客様にお伝えして了承いただきました。
コンピュータミシンに比べて基板の金額は低いんですが、それでも余計な出費。
御理解いただけて、お客様には感謝です。
HZL34_160826_6.jpg

部品が届くまでの間、他の部分をしっかり整備させて頂きます。
HZL34_160826_4.jpg

保管場所の湿気が多かったのか、内部の錆が多く見受けられました。
この部分は上糸の調整をするテンション部分なんですが、錆意外にも不具合が。
押さえを上げても上糸が開放状態になりません。
結局テンション部分を分解して組み直す事になりました。
もちろん、ここや軸に浮いた錆は落としておきます。
納品時お聞きしたんですが、結露状態の部屋に置かれていたとの事でした。
それで錆が出てしまったわけですね。
HZL34_160826_5.jpg

モーターと基板が届いたので組み付けます。
HZL34_160826_3.jpg

お祖母様から買っていただいたというこのミシン。
思い入れのあるミシンが再び使って頂けるようになって良かったです。
ちょっと予算はオーバーしてしまいましたが・・

外装を磨き上げたら完了です!

JUKI HZL-34 (修理完了後)
HZL34_160826_1.jpg

同じような症状でも、原因は様々。
「ミシンが動かない」でお困りの方は一度ミシンテックへ御相談下さい。

この度はミシンテックへ修理のご依頼をいただきありがとうございました。

福岡市東区JUKIミシンの修理はミシンテックまで。
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[ 2016/09/05 03:23 ] JUKI | TB(0) | CM(0)
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