ミシン修理屋のお仕事と趣味のお話

JUKI HZL-010N ジュレーブ 自動糸掛けの不具合

静岡県から宅配便で修理のご依頼をいただいた、JUKIの刺しゅう機能付きコンピュータミシン、HZL-010Nジュレーブ。

HZL-010、HZL-010N、HZL-010Sと続いたこのミシンも、今はカタログ落ち。
部品も出荷停止になったものがポツポツ出始めてるようです。
すごく良くできたミシンなんですが、やはり生産を続けるのは厳しいんでしょうね。

何がすごいって、やはり完全自動の糸掛けでしょう。
ボタン1つで糸掛けから針通しまでやってくれるんですから。
下糸自動供給や、釜にボビンをセットしたまま下糸巻きが出来たり。
どれも刺しゅうの糸換えの手間を考えての機能ですね。

ボディが重たくて大きいと言うのは難点でもありますが、がっちりしたボディはさすがに縫い目が綺麗です。

今回は自動糸掛けが出来なくなったとの事での修理依頼。
装置が下まで降りてきて、針穴までちゃんと通すんですが、そこで停まってしまいます。針通しが針穴に入ったままなので、動かすことが出来ません。
元より液晶にエラー表示が出るので使えませんが・・
電源切って入れなおすと、ガァーっと装置が上に戻っては行くんですけどね。
完全自動ですが、手動でも糸掛けは出来るので使えない事はないんですが、せっかくの機能ですからやはり直して使いたいですね。

複雑な装置ですので、やはり故障はあります。これまでも固着やギヤの破損などが原因の修理をさせていただいた経験があります。
今回はギヤのずれが原因でした。ギヤのずれと一言で言っても、この調整はなかなか大変なんです。「あ~ギヤのずれね」と、くれぐれも触らないで下さいね。
010N_160830_2.jpg

他に分解掃除と上下糸の強弱を調整して欲しいとのことでしたので、外装を外していきます。
この作業もかなり気をつけないといけません。
何しろ重たいですから、油断すると外装パーツを傷める事にもなりかねません。
010N_160830_1.jpg

正面もそうですが、底部にも刺しゅう機を接続する配線があって複雑。
010N_160830_3.jpg

糸調子の悪さは内釜のえぐれ傷が原因でした。
削って修正しておきましたが、傷が深く完全な仕上がりとはなりませんでした。
この内釜も入手が難しくなってますので、早めに手に入れたほうがいいかもです。
オークションで時々見かけますが、いい値段付いてますね。

遠方よりのご依頼ですので、作業完了後のテストは念入りにさせていただきます。
私が動ける範囲でしたら、何かあればすぐに見に行けるんですけどね。

この度はミシンテックへ修理のご依頼をいただきありがとうございました。
また、遠方よりのご依頼感謝致します。

福岡市東区JUKIミシンの修理はミシンテックまで。
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[ 2016/09/05 22:39 ] JUKI | TB(0) | CM(0)
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