ミシン修理屋のお仕事と趣味のお話

ベビーロック EF-405 3本糸ロックミシン 復活整備

またまた宗像のギャラリー様からミシン整備のご依頼を受けました。
今回はベビーロックのEF-205とEF-405。

ベビーロックブランドでは1971年から3本ロックが販売開始されてる分けですが、今回お預かりしたEF-405はその最初期に当たるロックミシンになります。

もう40数年経ってるんですね・・

ギャラリーの方が譲り受けたそうで、使えるように整備して欲しいとの事でした。

まずは長年の汚れ落としから始めましょう。

古い油を落としていると、うんっ?何やら軸に巻き付いてます。
くるくるっと引っ張り出してみると、カットされた布端が巻きついていました。
EF405_3.jpg

軸の反対側には糸がかなりの量巻きついています。
ロックミシンで内部の軸に糸や布が巻き付いてる事ってそう無いんですが・・
EF405_2.jpg

さらに動きを悪くしていたのがここ、送り調整カム部分が固着してました。
いつものBLなどとはちょっと構造が違いますね。
BLなら即部品交換となりますが、こちらは分解整備で動きは軽くなりました。
いずれにしてもこの当時の部品はもうありませんからね。
EF405_1.jpg

組み付けて完了、動きが軽くなりました。
EF405_5.jpg

ロックメスは刃先がガタガタで切れなくなっていたので交換しました。
この当時のメスが入手可能なのは有り難いですね。
ベビーロックブランドのミシンが長く使われる一つの理由でもありますね。

もう一点気になったのがこれ。
以前修理に出したらこんな状態で帰って来たとの事。
通常ネジとナットで止めてあるんですが、ワイヤーでグルグル巻きに。
電気接点ですからこれは危険ですし、見た目もよろしくないですね。
EF405_4.jpg

どうやら接点部分を修理したようで、もりもりに盛られた半田できちんと閉まらなくなっていました。それで無理やりワイヤー巻きにしてあったんですね。
内部のハンダ作業を全てやり直して、ネジとナットで元の状態にしました。

初期のベビーロック製品はコントローラーの差込口が菱形になっています。
EF205も初期はこの形状でしたが、途中から現行の差込口と同じになってます。

こちらは一緒にお預かりしたEF205。(整備完了後)
お馴染みの緑の2本糸ロックミシンですね。
整備作業と、ロックメスの交換、モーターベルトの交換を行いました。
柿EF205_1

EF405のほうは綺麗なブルーの前面パネルとなっています。
せっかくメッキ部分の錆も落として綺麗になったのに、画像撮り忘れてました。

この度はミシンテックへ修理のご依頼をいただき有難う御座いました。

福岡市東区ベビーロックの修理はミシンテックまで。
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[ 2017/12/04 22:28 ] ロックミシン | TB(0) | CM(0)
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