ミシン修理屋のお仕事と趣味のお話

JUKI EM-3 (HZL-010シリーズ用刺繍機)

JUKIの刺繍機能付ミシンHZL-010Nジュレーブの修理依頼がありました。といっても今回は本体ではなく刺繍機(EM-3)の故障で、キャリッジの動きがおかしいとのことでした。

JUKI HZL-010N jureve(刺繍機を取付けた状態)
__IGP2267.jpg

JUKI EM-3(HZL-010シリーズ専用刺繍機)
__IGP2260.jpg

お急ぎでしたのでお伺いしてみると、確かに電源ON時にキャリッジが定位置に動いてくれません。ギギギーと変な音もしてました。

カバーを外してみるとキャリッジのギア部分に糸がグルグルからまりついてました。縫い糸ではなくて、どうやら刺繍を施す側の生地のほつれ糸のようです。糸を取り出してみると、やはり最近使った生地と同じ物でした。刺繍作業中に布端のほつれた糸がギアに絡み付いて、どんどん巻き込んでしまったのでしょう。

カバーを外して作業中の刺繍機。左右に延びる棒状の物がキャリッジ部分で、普段はカバーに覆われています。
__IGP2266.jpg

こんな状態でほつれた糸を巻き込んでしまったようです。刺繍機を使う際は、こういった糸を切り落としておくなど、布端の処理をしておいた方が安全かと思います。
__IGP2265.jpg

巻き込んだ大量の糸を除去して、いざ本体に取り付けて電源ON・・変な音は無くなったのにキャリッジが定位置に来てないような・・ありゃ~もしかしてベルトずれしてるのかな?

色々な原因が考えられたので、一旦お預かりさせていただきました。テスト用に他店さんからEM-3を貸してもらったんですが、何とこれが未使用品!本当に使っていいのって気を使っちゃいました。
__IGP2259.jpg

比べてみたら明らかにキャリッジのスタート位置が違います。恐らく食い込んだ時にベルト位置がずれたのが原因でしょう。ベルト位置を調整してキャリッジを定位置に合わせました。いざ電源ON!キャリッジが動き出して無事定位置にやってきました。

緊張の試し縫いも無事に終えて、本日納品させていただきました。刺繍機の修理機会って少ないので、今回はいい経験をさせていただきました。
スポンサーサイト
[ 2012/05/11 09:07 ] JUKI | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

ミシンテック

Author:ミシンテック
 
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 
福岡市 ミシン修理
misin tec (ミシンテック)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

福岡市東区を拠点にミシン修理を専門にがんばってます!

ミシンをはじめ縫製用品の販売や洋裁教室のご案内などもしてます。

趣味で電車の写真を撮ってますので、仕事の話や電車の話を紹介していきます。

ミシンに関するご質問等ございましたらお気軽にメール下さい。

eh500_momo@yahoo.co.jp


お電話でのお問い合わせは・・

090-8629-4792 まで。

最新トラックバック
ようこそ!misin tecへ
現在の閲覧者数: