ミシン修理屋のお仕事と趣味のお話

分解整備とクリーニング

今日はミシンテックで行っている分解整備とクリーニングについてご紹介いたします。

ミシンを修理でお預かりする場合と、分解整備でお預かりする場合があるのですが、不具合箇所を直す修理と違って、分解整備の場合は「使ってて不具合はないんだけど、全然手入れしてないから見て欲しい」というお客様の他に、車の定期点検のように定期的に出されるお客様もいらっしゃいます。壊れる前に点検整備しておくと安心ですよね。

お預かりしたミシンはまず動作確認から入ります。試し縫いをしてみて、縫い目や送り量、異音がないか動作音など各所確認してから分解に入ります。この時に故障箇所が見つかったりもするので、分解前の点検も念入りに行っています。

プラスチックのカバー類は全て取り外し、本体機械部分のほこり取りや古い油やグリーズの除去などを行い、電気配線のチェック(断線、ショート)も行います。特に電子ミシンやコンピュータミシンの基板のほこりは要注意なので、ダスターなどを使ってきれいにしておきます。

修理が必要な場合は機械部分のクリーニングを行った後に作業しています。クリーニング作業の過程で他の修理箇所も見つかることもよくありますので。

機械本体の整備を終えた後は外装部品のクリーニングです。先に外しておいた外装パーツから濡れてはいけない電機配線やスイッチ類、金属パーツを外してから専用クリーナーを使って水洗い出来るパーツは水洗いしています。外から見える部分だけではなく、内側の組み立てたら見えない部分も念入りに・・内側ってほこりや油がたまってたりして結構汚れてるんですよ。時にはゴキブリの卵があったり(これはよくあります!)しますよ。

全ての整備、クリーニングが終われば組立てです。組立て後は動作確認をして完了となります。

お客様宅に納品したときに「これほんとに私のミシン」綺麗になったご自分のミシンを見られて驚かれるお客様もいらっしゃいました。そんなときは「よっしゃー」ってなりますね。もちろん見た目だけじゃなくて使ってみて「音が軽くなった」とか「使いやすくなった」「糸目がきれいになった」とかお言葉をいただくのも最高なんですが。

先日のジャノメ プレール800の分解作業。最近のミシンはフレーム本体をプラスチックのカバーで覆ってるタイプが多いですが、ネジ以外にカバーどうしツメでしっかりはめてあるので外すのに気を使います。無理に外すとツメが割れてしまいますので。
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ジャノメ プレール800の本体フレーム部分。この中に各種動作を行う機械や電子基板が詰め込んであります。この機種は電子ミシンなので基板は少ないですが、コンピュータミシンになると基盤がかなり入っているので作業もより慎重になります。
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作業完了後のジャノメ プレール800。動作確認をしてからお届けとなります。この機種は縫い模様はそんなにないのですが、縫い模様が多い機種は試し縫いが大変です。不具合があってはいけないので、念のため全部の縫いパターンを試し縫いします。
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[ 2011/11/26 00:32 ] JANOME | TB(0) | CM(0)
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