ミシン修理屋のお仕事と趣味のお話

ブラザー ソレイユ ZZ3-B962

ブラザーソレイユといっても種類が色々あって、今回お預かりさせていただいたのはZZ3の960シリーズのやつです。こちらは手芸屋さんに持ち込まれた分なんですが、そのお店にも最新のソレイユが置いてありますが、まったくの別物ですね。

960シリーズといえばCP960シリーズと同じボディのあれです・・そう私の苦手な。

とは言いながらこのシリーズは結構な数修理してたりするんですけどね。苦手なんて書いたら修理出して大丈夫?なんて思われてもいけませんので。

「釜の所が・・」ということだったので、早速拝見。すぐに原因が分かったので「これこれこーです」とお店の方にお伝えして、先方に連絡していただきました。

ところが他にも不具合があるらしく、上糸が釣るのと模様切替が出来ない。え、模様切替?確かに操作パネルがまったく反応無し。「これは無理かもです・・」と、とにかくお預かりさせていただくことに。

さっそく持ち帰って分解です。
SOREIL_040704_6.jpg

確認すると操作パネルは完全に使えない状態でした。
SOREIL_040704_4.jpg

1mmにも満たない厚さのパネルですからねー当時の先端技術なんでしょうけど。
SOREIL_040704_3.jpg

こちらは前面カバーの内側にある基盤。LEDランプ類はこちらにあるんですが、操作パネルはこの基盤に接続されます。下に出る白い配線がメイン基盤につながります。
SOREIL_040704_2.jpg

このお客様もそうらしいんですが、徐々に使えないスイッチが増えていって、最後には全部利かなくなるというのがよくあるパターンです。

お客様に御連絡させていただくと「直線だけでも・・」ということでしたので、今回はパネルはそのままで作業を進めさせていただくことになりました。

上糸の調子が悪かったのは上糸繰り出し用のステッピングモータ軸部への糸がらみが原因でした。他にも下糸巻き部分にも糸がらみがあり、そちらも除去してあります。

最初にお聞きした釜の不具合と言うのは、動かした時に釜の回転に合わせるようにカチャ、カチャと糸切が一緒に動いてしまってました。もちろん釜が回転してる時は糸切はおとなしく収まってないといけません。

原因は切替部分の固着でした。糸切の不具合は色んな原因パターンがありますね。
SOREIL_040704_5.jpg

brother SOREIL ZZ3-B962 (整備後) こんなに綺麗になったのに・・。
SOREIL_040704_1.jpg

お届けの際に「直線はこのミシンで、端かがりが必要になったらロックミシン・・」とお話させていただいたら、「実はロックミシンもあるんです」とのことで、そちらの整備もさせていただけることになりました。

この度はミシンテックへの修理依頼ありがとうございます。ロックミシンは現在整備中ですので、仕上がりましたらまた御連絡させていただきます。
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[ 2014/07/07 22:46 ] brother | TB(0) | CM(0)
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