ミシン修理屋のお仕事と趣味のお話

ブラザー BC10  (EL125) 釜が回転しない?

当ブログをご覧になった熊本のお客様から、郵送にて修理のご依頼を頂きました。

ブラザーのコンパクト電動ミシン、BC-10(EL125)シリーズです。

頂いたメールの内容は「釜が動いてない感じがする」とのことでした。

このEL125シリーズは、釜を回転させる部分が一般的な金属の軸ではなく、ゴムのタイミングベルト方式になっています。

メールの内容から思いついたのが・・。
(1)タイミングベルトの緩み。
(2)タイミングベルトの切れ。(この可能性はかなり低いかな?)

だったんですが、実際見させて頂いた結果は別の原因でした・・すいません。

ミシンの到着後すぐに針板を外して釜の確認。
BC10_141007_2.jpg

ん?釜回転してます。

釜を押さえつけて回転させてみると、確かに空回りしていました。と、ベルトを見ても張はいいし、もちろん切れてもいません。はて?原因はどこでしょう・・。

さっそく外装を外して確認すると、原因は下ではなく上のほうにありました。
BC10_141007_4.jpg

最近の家庭用ミシンは、上軸からタイミングベルトを介して下軸を回転させるのが一般的ですが、このシリーズは縦軸を介して釜を回転させる部分がタイミングベルト。

で、原因は縦軸を回転させるために上軸に取付けられたギヤのネジ緩み。つまりモーターからの回転が上軸で止まってしまっていた訳です。

それでも緩々になっていた訳ではないので、時々縦軸も動いてたと言う事です。

お客様に原因と修理内容をお伝えした後、修理作業に取り掛かります。

もちろんこうなるとタイミングも狂う訳でして、タイミング調整しながらギヤのネジを締めて・・はい、ちゃんと回転するようになりました。
BC10_141007_3.jpg

クリーニングを済ませておいた外装を組上げての試し縫い・・。

うーん直線いい感じ!他の縫い方も試してと・・うん?うん?おかしい。ジグザグや他の縫い目が変。しかも針軸が左右に振る時に変な動きしてる。

そーでした、縦軸にはカムを動かすギヤが付いているのでした。今回の故障原因だと当然ここのタイミングも狂ってる訳で・・。

あ~忘れるなんて情けないなぁなんて思いながら、外装外してカムの位置調整。

今度こそはの試し縫いでようやく完了となりました。

brother BC-10 (EL125) 修理完了後
BC10_141007_1.jpg

この度はミシンテックへ修理のご依頼をいただきありがとうございました。

福岡市東区ブラザーミシンの修理はミシンテックまで。
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[ 2014/11/01 10:31 ] brother | TB(0) | CM(0)
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