ミシン修理屋のお仕事と趣味のお話

TOYOTA espoir MX8600 基板不良

「スタートボタンを押しても反応が無い」との事で、トヨタの電子ミシンの修理依頼を頂きました。お客様の勤務先での受け渡しのため、電源を入れての確認無しでのお預かりとなりました。

持ち帰って確認したところ、スタートボタンを押すと「ピピッ」と音は鳴るけど動かず。

ははぁ~んSSR(リレースイッチ)辺りかな?まぁ手っ取り早く基板交換をして試したいところ。「トヨタのミシン持ってないですよねぇ?」と先輩に打診したら「あるよ」。

「とりあえず借りますねー」ということで、基板を入れて電源オン!・・「あ、飛んだ!」
なんとヒューズが飛んだのでした・・

「え、何で?」仮のヒューズ付けて元のミシンで試すと正常に作動。こりゃーリレースイッチ交換だけでは済まないな・・

元の基板ではヒューズは飛んでないのにどうした事だろう・・なんですが、こーなったら電気系統を全部移植したほうが早いかも・・御予算と納期もありますしね。

ということで借りてきたはずのミシンを買い取って移植作業に取り掛かります。ボディごと交換やこちらに買い替えという事もありなんですが、お祖母様からの思い入れのあるミシンという事を伺っておりましたので。

こちらは部品取りのi-Maker(MS501)の基板。
MX8600_150321_6.jpg

MX8600とMS501では大きく2つの違いがあります。1つはMX8600はコードリール式なのに対してMS501は差込式コード。もう1つは操作時やエラー時の電子音。

お客様に「ピピッという電子音が無くなりますが」とお伝えしたところ、「そんな音してましたかねぇ、忘れてました」ということで、はいOK。

本来なら同型機種のものを移植すればよいのですが・・

左がMX8600で右がMS501のスイッチ部分。Fコントローラは移植後も使えます。
MX8600_150321_5.jpg

基板、モーター、配線を外して移植。MS501のほうが全体的に状態は良好でした。
MX8600_150321_4.jpg

こちらはMX8600のもの。コードリール部のガードが付いてるのが違うところ。
MX8600_150321_3.jpg

もちろん電気系統以外の部分も整備。特徴あるこのシリーズの天秤部分。
MX8600_150321_2.jpg

移植後の動作確認は良好でした!電子音が鳴らないのがちょっと違和感ですが、まぁこのシリーズを多く見てきたからでしょうね。ちょっとあの音はうるさかったりも・・

TOYOTA MX8600 espoir (修理完了後)
MX8600_150321_1.jpg

この度はミシンテックへの修理御依頼及び、修理内容に御理解いただきましてありがとうございました。

暇を見て基板修理出来たら、MX501も復活させたいと思っております。

福岡市東区トヨタミシンの修理はミシンテックまで。

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[ 2015/04/19 14:34 ] TOYOTA(アイシン) | TB(0) | CM(0)
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