ミシン修理屋のお仕事と趣味のお話

ブラザー ペースセッター ZZ2-B711A

前記事のBL3をブログをご覧になって持込んで下さったお客様が、「直るならもう一台お願いしたいのが・・」とのことで、ブラザーの古いミシンも持ってこられました。

当事のブラザー特有の大きなポータブルケース。「ペースセッターですか?」このケースを見るとそう思ってしまうんですが、はい正解でした(^_^)

ペースセッターといえば1970年代中頃までのブラザーの主力機種。当事としては画期的だったであろう内臓カム式(模様切替)のミシンです。

その後1976年頃には電子ミシンのコンパルへと主力の座を譲ります。

701からのペースセッターですが、710でワンタッチ押さえ交換が装備され、この711へも継承されています。今はワンタッチ押さえ交換が当たり前になってますけどね。

このペースセッターシリーズ、お預かりする前に確認させていただく所があります。その部分の不具合状態によっては修理が厳しくなりますが、今回はOKでした!

さあ、ケースから外して作業開始です。

ギヤボックスを開けると、ウニャ~っとグリースが・・
ZZ2B711A_150802_1.jpg

金属ギヤなのでこれだけのグリースを留めておく必要があるのかな?

劣化したグリースを綺麗に取り除きます。
ZZ2B711A_150802_2.jpg

他の部分も埃やら油脂類を綺麗に落としました。これから注油していきます。
ZZ2B711A_150802_4.jpg

初期のペースセッターはモーターが剥き出し(足踏みも有り)ですが、この型は最初からモーター付き設計のためにカバーで覆われてます。中のモーターに埃が・・
ZZ2B711A_150802_5.jpg

針板、釜部分のカバーがカパカパになっていたので、板バネの張り具合を調整。
ZZ2B711A_150802_3.jpg

軸が錆びてましたので、この後錆取り作業をさせていただきました。
ZZ2B711A_150802_6.jpg

上部の内臓カムや上軸周辺の作業ももちろんさせていただいてますが、途中の画像を撮ってないのですいません。手が油まみれだったのか、作業に夢中だったのか・・

brother pacesetter 711 ZZ2-B711A (右サイドカバー未取付け状態)
ZZ2B711A_150802_7.jpg

はずみ車下にあるウサギと亀のスイッチは、速度を制御してくれます。亀にしておけばフットコントローラーをぎゅっと踏込んでも、ギャッと行く事はありません。

今回はタイミングずれとかはなく、長年使用による疲れや油切れによる動きの悪さなどが原因でした。

整備後軽やかに動いてます、まだまだこれから活躍してくれますね。

この度はミシンテックへ修理のご依頼をいただきありがとうございました。

福岡市東区ブラザーミシンの修理はミシンテックまで。
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[ 2015/09/15 01:46 ] brother | TB(0) | CM(0)
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