ミシン修理屋のお仕事と趣味のお話

JUKI ザ・ミシン 創イング HZL-8800

久しぶりにシンガー以外のミシンになりますね。こちらもブログをご覧頂いたお客様からのご依頼で、「お母様から引き継いだミシンの整備を」と言う事でした。

長い事使われてなかったそうで、見た目かなりくすんだ状態でしたが、このミシン特有の消耗部分?以外は状態は悪くありませんでした。

さすがに油切れで動きは重く、釜は引きずった感じはありましたが・・

1985年に登場したHZL-7000から始まったザ・ミシンの名を引き継いで、1988年に登場したんですが、結果HZL-7000シリーズの方が長生きする事になりました。

HZL-7000シリーズはザ・ミシンのペットネームをHZL-8800に譲ってからはペットネーム無しでしたけどね。結果、ザ・ミシンの名は終わったんですが、HZL-2100ネオ・ザ・ミシンで一時復活しました。そのHZL-2100も今は無くなりましたが・・

さて、このHZL-8800や後に登場したHZL-9800、HZL-9900など、快調に動いてるときはいいミシンなんですが、いざ故障となるとややこしいミシンなんです。

まぁ大型模様が縫えるようになって、送りが前後左右に動いたりと複雑な構造だからですね。このシリーズは修理でお預かりする時も特に慎重にならざるを得ません。

前面カバーを外すとご覧の通り、メイン基板が上から下までいっぱいいっぱいです。
8800_150906_4.jpg

『特有の消耗部品』というのはこちら、針軸の上下左右時の緩衝ゴムの事。ほとんどこうなってるんですが、ゴムが劣化で粒状になってしまっています。(赤→
8800_150906_5.jpg

こうなるともはや部品ではないですし、そこにゴムが有った事すら信じられない感じ。

問い合わせると、HZL-9900の軸上の分だけ、まだ部品出荷可能とのこと。HZL-8800とは取付け金具が違いますが、必要なのはゴムだけなので・・

ちなみに上はそのままですが、下側のゴムは取付け加工が必要になります。

こちらがゴム部分のみをHZL-8800の取付け金具に移植したもの。(赤←部のゴム)
8800_150906_3.jpg

修理可能とあらば何でもやらせてもらいますヽ(´∀`)ノ

このゴムが無くても、直線しか使わないと言う方ならさほど影響はありませんが、大型模様を縫うときには多大な影響を及ぼしてしまいます。

いつも通りに外装もクリーニング。
8800_150906_2.jpg

通常の整備を終えて、快調快調!大型模様も綺麗に縫えるようになりました。

JUKI THE MISIN so-ing HZL-8800 (修理完了)
8800_150906_1.jpg

この度はミシンテックへ修理のご依頼をいただきありがとうございました。

福岡市東区JUKIミシンの修理はミシンテックまで。
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[ 2015/10/12 21:30 ] JUKI | TB(0) | CM(0)
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