ミシン修理屋のお仕事と趣味のお話

ジャノメ メモリークラフト 6000

ブログをご覧頂いたお客様が、整備で持ち込んで下さったメモリークラフト6000です。

フットコントローラ専用の、多機能コンピュータミシンになります。

お祖母様が使われてたミシンとの事で、とても思い入れのあるミシンなので、これからも長く使えるよう整備をして欲しいとのことでした。

では、早速作業を始めましょう。

かなりの低重心構造です。ただ、この構造なので、底のベースを外すと作業がしにくいんです。このように寝かせての作業が多くなります。
6000_150926_1.jpg

色々な物が底に集められているので、上はこの通りシンプルです。
6000_150926_7.jpg

この構造とミシンの重さ(しっかりしたフレーム)もあってか縫目に定評があるミシン。

上糸調子器周辺にはホコリがいっぱい入り込んでますね。錆の原因にもなるので、きれいに掃除させていただきました。あ、ちょっと錆びた部分は錆取りしておきます。
6000_150926_6.jpg

操作パネルの内側を見ると、操作ボタンを安定させるためのスポンジがご覧の通りボロボロ(つД`)ノ 左はまだ形を留めてますが、ちょっと触れたら右と同じに・・
6000_150926_5.jpg

もちろん部品はありませんので、スポンジから切り出して、同じサイズに穴を開けたりして作りました。持込まれた時に、ボタンがあっちこっち向いてて気になったのは、このせいだったんですね。

作業後はボタンの向きも安定して、ボタン操作の感触も良くなりました\(^o^)/

操作パネルの表面(上)と操作基板。複雑な基板ですねぇ・・
6000_150926_4.jpg

メモリークラフトは多くの模様に加えて、文字縫いも出来るんです。その文字や模様を記憶させて縫えるから、メモリークラフトっていうペットネームが付いたんでしょうね。
6000_150926_2.jpg

赤→①の切替スイッチを、右(青)にすると文字、左(橙)にすると模様、中央は操作パネル部の縫いパターンをダイレクトで選択。

左右どちらかを選ぶと、赤→②のデジタル数字が現れて、その横のボタンで数字を選択します。

選んだ数字は赤→③に表示されます。ちょっと複雑な操作になりますね。

1982年に登場したこのメモリークラフト6000が、ジャノメで初めての文字縫いが出来るミシンではなかったかと・・今から30年以上も前にって、すごいですね。

より進化したセンサークラフト7000が1987年に登場するも、1989年のメモリークラフト5800まで、長きに渡って製造されたモデル。まぁそれだけ先を行ってたのかな?

ちなみにセンサークラフトがジャノメ初の手元操作(フットコントローラも使用可)になるのかな? その手元操作に関してはブラザーが一歩先を行ってたような・・

さて、整備の方は無事に終わり、外装を磨き上げ。プラスチック部分の色焼けはしょうがないですが、金属ボディは磨けばピカピカになるので、やりがいがあります。

JANOME Memory Craft 6000 (整備後)
6000_150926_3.jpg

この度はミシンテックへ整備のご依頼をいただきありがとうございました。

福岡市東区ジャノメミシンの修理はミシンテックまで。
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[ 2015/11/08 16:43 ] JANOME | TB(0) | CM(0)
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