ミシン修理屋のお仕事と趣味のお話

ジャノメ JP-500 糸調子不良と異音

ブログをご覧頂いたお客様からのお電話で、「糸調子がおかしく、変な音もする」との事でジャノメJP-500の修理依頼がありました。

糸調子はお聞きしたところ、上糸が出すぎてるようで、「天秤に糸は掛かっていますか?」とお聞きしたところ、糸掛けは間違いないとの事。

天秤に糸が掛かっていないと、上糸がたるんでしまい、縫った時に生地の裏側に絡まったようにループが出来てしまいます。裏なので下糸?と思われる方も多いようですが、ほとんどの場合上糸が原因です。

また、その状態ですと釜の部分からカチャカチャ嫌な音がしますし、食い込みます。

上記のような症状の時は、一度糸掛けを見直されてみて下さい。

ただ今回はそのような状態ではなく、所々小さ目のループが出来てました。明らかに糸調子の不良なんですが、所々ってのが気になるところです。

このJPシリーズは、縫い調子の良さに定評あるミシンですからね。

針板を外して内釜を外してみると、釜の内側にホコリがいっぱい詰まってました。これが原因で内釜の浮き上がりがあり、糸調子に影響していました。

音の方はキュルキュル音で、ベルトの張り具合を調整するローラーのグリス切れが原因でした。それらを含めて分解掃除と給油をさせていただきます。

カバーを外すとこんな感じなんですが、メイン基板も外した状態になります。
JP500_151021_1.jpg

というのも、メイン基板が前面カバー内側に取り付けてあるんです。
JP500_151021_3.jpg

なので、カバーの取り外しと基板の取り外しが同時になる珍しい構造のミシンです。

こちらがベルト部分。
JP500_151021_5.jpg

手前がモーターから上軸、奥が上軸から下軸へと動力を伝えるベルト。途中、ベルトを押さえつけるように取り付けてあるローラーが、今回の異音の原因。

ローラー部分を取り外して洗浄、グリスアップでキュルキュル音は解決です。
JP500_151021_4.jpg

他の部分も洗浄と注油をして完了。音も軽くなり、糸調子も良好です。

JANOME JP-500 (修理完了後)
JP500_151021_2.jpg

この度はミシンテックへ修理のご依頼を頂きありがとうございました。

福岡市東区ジャノメミシンの修理はミシンテックまで。
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[ 2015/11/14 13:56 ] JANOME | TB(0) | CM(0)
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