ミシン修理屋のお仕事と趣味のお話

ブラザー 穴かがり器 B-6型(TA) 内部ギヤ割れ

フットコントローラーに続いてまたまたミシン本体以外の話。
今回はアタッチメントのボタン穴かがり器です。

ちなみにTAというのは職業用ミシン等のハイシャンク用、他にHAもありますが、そちらは主に家庭用ミシンのロウシャンク用。
購入の際は御自分のミシンの適合を確認されて下さい。

手芸屋さんのご紹介だったのですが、同じ所に針が落ちて動かないとの事。
う~ん内部の固着?と思ったのですが・・

お伺いして見て見ると、中から何やら金属の欠片が・・
分解して確認すると、内部のギヤが割れてました。
こーなると分解しての部品交換、費用がかかります。
買換えも検討していただいたんですが、少しでも安くと修理をご依頼頂きました。

赤丸の中の右が割れたギヤ、左が交換用の正常な状態です。
このギヤ変えるだけで、かなりのとこまで分解しないと作業が出来ません。
ブラザー穴_160328_1

久しぶりにこの工具が役に立ちますヽ(´∀`)ノ
ブラザー穴_160328_2

組み付け。
この黒い大きなギヤの中心の軸が、先ほどの割れたギヤ部分になります。
ブラザー穴_160328_3

組みあがりました。
ブラザー穴_160328_4

カバーを取付けて完了です。
ブラザー穴_160328_5

完成後の試運転は三菱のTA-1(足踏み)に取付けて行いました。
(動作確認のため、一旦カバーを外してます)
B6_160331_1.jpg

この度はミシンテックへ修理のご依頼をいただきありがとうございました。

ミシン本体以外、アタッチメント等の修理も承っております。
また、アタッチメントの販売も行っておりますので、気になる事は御相談下さい。
[ 2017/06/27 14:19 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

JUKIフットコントローラー YDK YC-310 動作不良

時々ご依頼をいただくフットコントローラーの修理。

最近の家庭用ミシンは手元ボタン式が多いですが、両手がフリーになるフットコントローラーは需要が多く、最近では低価格のミシンでも両方使える機種が多いです。

こちらのコントローラーも、基本手元スイッチのJUKI HZL-550フローラのもの。
後から購入したミシンもあるのですが、使えるならと久しぶりに出してみたとか。
そのフローラの修理と一緒にお預かりしました。

フットコントローラを踏んでも動いたり動かなかったり・・
動いたと思ったらいきなり全開状態。

新しい物なら「フットコントローラー変えましょう」で済むんですが、そこは1978年登場のフローラ550の物、さすがにそうは行きません。
1986年とか初期のザ・ミシンシリーズも確かこのコントローラー使えたような?
その辺はっきり覚えてませんが・・

とは言え断線や接点の磨耗等で修理不可能な場合もあります。
今回は可動部分の固着でしたので修理が可能でした。

パカっと開けて確認すると、可動部分に錆があって、それが固着の原因。
YC310_161121.jpg

可動部分を抜き取ります。
YC310_161112_3.jpg

これだけなんですが、ガッツリ固着してました。
YC310_161112_5.jpg

元の位置に組み付けて終了です。
YC310_161112_2.jpg

YDK YC-310 コントローラー 
YC310_161112_1.jpg


この度はミシンテックへ修理のご依頼をいただきありがとうございました。

ミシン本体以外でも、ミシンに関すること何でも御相談下さい。
[ 2017/06/27 10:51 ] JUKI | TB(0) | CM(0)

JUKI MO-766 4本糸ロックミシン 糸調子不良

先週末くらいからようやく梅雨らしい天気になった福岡市。
週末にはまた晴れ間が出るようですが・・

日曜日はMotoGPオランダの決勝でした。
ペトルッチが最後までトップ争いは見ごたえありました。
バックマーカーが居なければもしかしたら・・
雨のペトルッチが最近ドライでも速さを見せてますね。

さて、久々の更新(最近毎度の事ですが)です。
こんなに更新頻度低いのに、ちゃんと見てくださってるようで、今週もブログをご覧いただいての修理のご依頼を、立て続けにいただきました。
ありがとうございます。

さて、今回ご紹介するJUKIのMO-766ですが、異色のロックミシン。
と言うのも電子制御=電子ミシンなんです。
他メーカーにも多少存在しますが、JUKIではこのMO-766だけ?
この後普及しなかったですね。
価格も高くなりますし、それだけの良さが無かったとも言えるでしょうか?

このように外装を外すと電子基板が現れます。
モーターも回転センサーの付いたものになります。
MO766_161021_5.jpg

コントローラー一体型が多いロックミシンですが、この機種は別々。
電源コードと、ピンプラグ式のフットコントローラー(赤→部)を使用します。
MO766_161021_4.jpg

糸調子器も複雑な作りになっています。
右側一番上ににあるダイヤルを普通ロック、巻きロック等切り替える事により、それに合わせた糸調子に機械が合わせてくれるようになっています。
ただ、この部分は電子制御ではなくあくまでアナログです(笑)
選択はLEDランプが知らせてくれます。
MO766_161021_6.jpg

さて、今回の糸調子不良の原因ですが、テンション部分への埃の詰まり。
まーそれ以外にもテンションのバネの経たりもありますが・・
針板にも不具合があって、そちらも一因だったのですが、もうこの機種はメーカーの部品供給は終了しています。今回は修正で済ませました。
MO766_161021_2.jpg

選択ダイヤルとの連動もありますので、なかなか複雑な作業になります。

古い油脂類や埃などを落として、各部に注油していきます。
MO766_161021_7.jpg

これで動きも軽やかになりました!

JUKI MO-766 4本糸ロックミシン (作業完了後)
MO766_161021_1.jpg

ここで一つ注意!
時折ネットオークションでも見かけるMO-766。
基板、モーターと言った重要な部品もメーカーの部品供給は終了しています。
中古購入検討されてる方が居ましたら、頭に入れておいたほうが良いかと。
修理出来ない可能性もありますので。

この度はミシンテックへ修理のご依頼をいただきありがとうございました。

福岡市東区JUKIミシンの修理はミシンテックまで。
[ 2017/06/27 08:38 ] ロックミシン | TB(0) | CM(0)

ブラザー BC-6000 CPS52 糸がらみ

度々お世話になってる近所の保育園。
最近手芸が流行ってるそうで、職員の方やお母さん方を対象に手芸教室も。
そんな中、久しぶりにミシンを出したという先生から整備のご依頼。

手芸屋さんなどでよく扱っていたCPS52シリーズ。
手ごろな価格と扱いやすさで人気のミシンですね。
ブラザーらしいデザインの良さも、人気の要因かもです。

久しぶりに使ったせいか、動きがかなり重たくなっています。
いや、それ以外に原因がありそうです。

外装を外すとフレームが細くて安定しないので、このように寝かせて作業。
さて、原因は?
BC6000_160907_4.jpg

糸がらみが原因でした。
グルグル巻きついた糸が食い込んで、動きを悪くしていたのでした。
BC6000_160907_2.jpg

天秤にもいっぱい糸が巻き付いています。
BC6000_160907_5.jpg

ブラザーオリジナルの下糸巻き機構。
この下糸巻き、糸が絡まりやすいんですよね。
皆さん絡めたまま気づかずに使ってたりします(笑)
部品を外してひっくり返して見たところ。
BC6000_160907_3.jpg

brother BC-6000 (CPS52) (作業途中)
BC6000_160907_1.jpg

またまた作業完了後の画像が無くてすいません。

この度はミシンテックへ修理のご依頼をいただきありがとうございました。

福岡市東区ブラザーミシンの修理はミシンテックまで。
[ 2017/06/07 04:39 ] brother | TB(0) | CM(3)

シンガー アプリコット 9780 上糸調子不良

福岡市は入梅しましたね。
今年は例年より遅かったようで、そーいえばつい先日までは晴天続きでした。

さてさて、お久しぶりのミシン記事です。
先日もブログをご覧頂いてご依頼のお客様から、ミシンよりでんしゃが・・
と言われてしまいました(笑)

アプリコットシリーズの最終型、モデル9780です。
コンピュータミシンの中では整備しやすい、私の好きなミシン。
ガッチリボディーで縫い調子もいいんです。

今回のご依頼は、上糸の調子が悪いとの事。
上糸の調子が弱い感じです。
今もアプリの修理が入っていますが、そちらは上糸が強すぎ。
整備しやすいと書きましたが、上糸調子に関してはちょっと厄介な部分。
電子制御式の糸調子器なんです。

今回の原因は単純な事でホッとしました。

2個の白いローラー部分にある黒いガードを外します。
9780_160908_3.jpg

糸を繰り出すローラー部分に糸がいっぱい絡んでました。
これが糸調子不良の原因。
9780_160908_4.jpg

こちらは糸調子と関係ありませんが、中のほうにも糸がらみがありますね。
最近のミシンはカバーに覆われてるので、中がよく見えないんですよね。
9780_160908_2.jpg

アプリシリーズによく見られる針板の曲がりもありました。
針が当たって針板が曲がる・・この針板、意外と弱いんです。
たたいて修正、針傷も削って修正しておきます。
9780_160908_5.jpg

SINGER Apricot 9780 (作業途中)
9780_160908_1.jpg

完了後の画像が無くてすいません。
作業は無事に完了して、糸調子もよくなりました。

この度はミシンテックへ修理のご依頼をいただきありがとうございました。

福岡市東区シンガーミシンの修理はミシンテックまで。
[ 2017/06/07 04:18 ] SINGER | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ミシンテック

Author:ミシンテック
 
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 
福岡市 ミシン修理
misin tec (ミシンテック)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

福岡市東区を拠点にミシン修理を専門にがんばってます!

ミシンをはじめ縫製用品の販売や洋裁教室のご案内などもしてます。

趣味で電車の写真を撮ってますので、仕事の話や電車の話を紹介していきます。

ミシンに関するご質問等ございましたらお気軽にメール下さい。

eh500_momo@yahoo.co.jp


お電話でのお問い合わせは・・

090-8629-4792 まで。

最新トラックバック
ようこそ!misin tecへ
現在の閲覧者数: